学生ねこ in KOREA

韓国留学・韓国旅行・国際結婚などなど韓国に関する情報を中心に色々書いていきます。

【韓国留学】D-4-1(韓国語研修)ビザの取得方法

こんにちは。学生ねこです。

今回は、D-4-1(韓国語研修)ビザの取得方法についてご紹介します。

D-4-1ビザ申請~取得の流れ

①管轄の韓国大使館に提出物を確認・準備

②領事部へ必要書類をまとめて提出

③指定のサイトで申請の進捗状況を逐一チェック

④サイトにてビザが下りたことを確認(申請から2~3週間かかる)

⑤領事部にてビザ受け取り

といった流れでD-4-1ビザを取得します。私は語学堂への入学申請・学費納入を終えて、標準入学許可書が届くまでの間(約1週間)に大使館への問い合わせや必要書類の準備を行いました。

コロナ禍での留学を考えている方は特に、入国後の隔離期間のことも視野に入れて、準備や申請は早め早めで時間に余裕をもって行いましょう。

D-4-1ビザ申請時に提出したもの

①査証発給申請書(領事館HPでDL)

②パスポート

③4.5cm×3.5cmの証明写真 ※白背景

④標準入学許可書

⑤隔離同意書(領事館HPでDL)

私の場合は、以上の5点をビザ申請の際に準備しました。ただし、入学する語学堂や申請時期などによって提出書類は変わります。まずは準備を始める第一ステップとして、ご自身の最寄りの韓国大使館へ問い合わせて、ご自身に合った準備物を確認してから進めていくのがよいでしょう。

<学生ねこの体験談>領事部HPでは、語学研修ビザ申請時の提出書類として以下の項目が挙げられていますが、提出を求められたのは前述の5点のみ。問い合わせずに準備を進めてしまっていたら、必要のない証明書の発行手数料などが発生してしまうところでした・・・。

【D-4ビザ申請時の提出書類】※駐日本国大韓民国大使館領事部HPより 2021年12月時点

① 査証発給申請書(別紙第17号書式), パスポート, 標準規格写真1枚、手数料
教育機関の事業者登録証の写し又は固有番号証のコピー
③ 標準入学許可書(大学総・学長発行)
④ 在学証明書又は最終学歴立証書類
- 原本審査を原則として必要な場合は写しに担当者の原本対照筆の確認後添付
⑤ 財政立証書類 (米貨5,000ドル程度)
* 両親の残高証明書を提出する場合家族関係証明書の追加提出が必要
▸1年間(語学研修6ヶ月)の財政能力(登録金 +滞在費)の立証が原則
⑥ 研修計画書(講義時間表、講師構成表、研修私設等の内容を含む)

【申請】領事部を訪問・申請書類を提出

私は東京都港区南麻布にある「駐日本国大韓民国大使館領事部」にてビザを申請しました。その時の実体験をもとに訪問時の流れや注意点をご紹介します。

訪問の流れ

ビザ申請・交付(受け取り)の際は、基本的に予約不要です。受付時間内に直接領事部を訪問します。申請・交付でそれぞれ受付時間が異なりますのでご注意ください。

参考までに、申請は9:00~11:30(入館は8:30以降可能)、交付は14:00~16:00で対応されていました。

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麻布十番駅2番出口を出て二の橋交差点を過ぎると
左手に駐日本国大韓民国大使館領事部の建物が見えてきます。

まず、領事部に到着したら1階ロビーにて荷物検査を受けます。問題がなければ館内へと進み、受付用紙を記入します。訪問日・名前・国籍・訪問理由を記入して、警備員の方の案内に従えばOK。

ビザ申請・交付は3階窓口にて行われます。エレベーターで3階まで上がると、扉を出てすぐ右手に無人のカウンターが現れます。そのカウンター上にタッチパネル式の番号発券機が設置されていますので、「査証・VISA ①」をタッチして、呼び出し番号を発券します。発券後は待合スペースで自分の番号が呼ばれるのをただひたすら待ちましょう。

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私の前に6人の待ちがありましたが、10分程ですぐに呼ばれました。
対応の早さが韓国スピード・・・!(素敵)

受付窓口でのやり取り

ご自身の呼び出し番号がアナウンスされたら、指定の窓口へと進み、申請書類一式を職員の方に渡してチェックしてもらいます。問題がなければ、その場で証明写真を申請書に貼り付けるよう指示されます。その後、2枚の紙を受け取って、窓口でのやり取りは終了です。

<若干TMI>写真を貼り付ける時の「のり」は領事部に備え付けのものがあるので持参不要です。

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渡される紙の一つは受領証で、申請番号・申請者名・交付時間が記載されています。この用紙はビザ交付時にも必要になりますので、大切に保管しましょう。そしてもう一つの用紙には今後のやることが記載されています。詳しい内容としては、申請状況を確認するサイトのURL(https://www.visa.go.kr/)と確認方法が韓国語・日本語・英語の3ヵ国語で書かれています。

サイトにアクセスして必要事項を入力してみると、ビザが下りる前は진행상태(申請状態)が「접수(受付)」と表示されますが、2~3週間後にビザが下りると「허가(許可)」の表示に変わります。このように表示が「許可」に切り替わったら、再度領事部を訪問しましょう。

【交付】領事部を再度訪問・ビザの受け取り

サイトでビザが下りたことを確認できたら、交付の対応時間内に再び領事部へ行きます。窓口にたどり着くまでの手順は、申請の時と同じです。交付の際は、申請時に渡された受領証と引き換えに、「ビザ」と「パスポート」を受け取ります。

さて、ここでお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、ビザ申請時にパスポートを提出すると基本的にそのまま交付まで預けっぱなしになります。銀行口座の海外滞在仕様への切り替えなどパスポートを必要とする対応も視野に入れている方は、諸々の対応スケジュールに注意しましょう。

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ビザの交付を受けたらあとはいつでも入国可能です。と言いたいところですが、このコロナ禍においては最後の関門、出国前72時間以内のPCR検査+陰性証明書の発行が必要になります。またこれについては次回にでも書いてみようと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!=^ㅇㅈㅇ^=