こんにちは。学生ねこです。
今回は、忠北大学の語学堂『入学申請時の提出書類』について詳しくお伝えしていきます。(参考:忠北大学国際交流本部HP)
提出書類一覧
まずは前回の記事と重複しますが、非中国語圏志願者の提出書類はこちらのとおりです。
- 入学申請書
- パスポート用サイズの証明写真 2枚
- 最終学歴の卒業証明書 原本
- 最終学歴の成績証明書 原本
- 親族関係立証書類 原本(家族全員について記載されているもの)
- 預金残高証明書 原本(本人または両親名義のもの)
- パスポートの写し
これらの提出物について詳しくは以下で解説していきます!
各提出書類の準備方法
1. 入学申請書
入学申請書は忠北大学のホームページでダウンロードでき、基本的には英語で作成していきます。ちなみに私が実際に作成した時には、チェックボックスと署名欄、Plan and Purpose of Study(学習計画と目的)以外はPCを使って英語で入力していきました。
Plan and Purpose of Studyはエッセイ形式で書かなければいけないので、英語または韓国語のうちどちらか書きやすい言語で書けば大丈夫です。私は韓国語でA4用紙1枚分ほど書きました。
\学習計画書の書き方については、以下リンクの記事で詳しくご紹介しています/
すべて入力が完了した後は、用紙を印刷して、チェックボックスや署名欄を手書きで埋めていきます。そして最後に証明写真を貼り付ければ完成です!
2. パスポート用サイズの証明写真
これはもう普通に近所の証明写真機で撮りました。個人的には、DNPの「Ki-Re-i」が名前のとおり綺麗に撮れるのでおすすめです。証明写真界のプリクラと私は呼んでいます。
ここで一点注意が必要です。ビザ申請の際にも同じサイズの証明写真(しかも”白背景”の指定あり)が必要になります。どうせならまとめて準備できたほうが経済的なので、この時点で証明写真の背景は「白」を選択しておくと、ちょっとお得な気持ちになれます。地味に証明写真ってお値段しますからね。この時、必ず「白色以外の服を着用」するのと「写真のサイズはパスポート用を選択(4.5cm×3.5cm)」するのをお忘れなく。
3. 最終学歴の卒業証明書 4. 最終学歴の成績証明書
これまでの人生の中で最後に卒業した学校へ証明書の発行依頼をします。この時に英語または韓国語で発行できるのであれば、そのどちらかの言語で発行してもらいましょう。日本語でしか発行できない場合には、翻訳が必要になります。ちなみにHPによると・・・
※最後に卒業した学校の所在地が韓国内ではない場合、アポスティーユ認証または領事認証を受けて提出。
※英語または韓国語で記載されていない場合、アポスティーユ認証または領事認証を受けた翻訳と原本を一緒に提出。
とのことなので、基本的に証明書発行後はアポスティーユ認証または領事認証を受けてから書類を提出することになります。
最終学歴の学校のHP等に証明書の発行方法が載っていたりするので、まずは各種証明書の発行方法から確認してみましょう。
5. 親族関係立証書類
これは家族全員の情報が記載されている書類(本人の情報だけでなく、父・母・兄弟も記載されているもの)でなければならないので、私は「戸籍謄本」を準備しました。これも英語または韓国語で記されていない場合、翻訳しなければいけないのと、書類に公証を受けなければなりません。こちらに関しては、私自身、ネットで情報をかき集めて自力で翻訳して公証(+なぜか余分にアポスティーユ認証まで)を受けたので、また詳しくは別の記事で。
<TMI>戸籍謄本に関しては翻訳の後、公証を受ける(無料)だけでよかったはずなのに、なぜか私はアポスティーユ認証まで受けて11,500円の無駄な出費を発生させてしまいました・・・悲しみ・・・
※TMI=To Much Informationの略。誰がそんな話興味あんねん、な話のこと。韓国でよく使われる。
6. 預金残高証明書
銀行等の金融機関で本人名義または両親名義の口座の預金残高証明書を発行してもらいます。残高が$10,000以上、かつ発行申請日から30日以内に発行された証明書のみ有効です。こちらも例によって、英語or韓国語でない場合には翻訳&公証が必要になるので、できるかぎり英文または韓文で発行を希望したほうが手間も省けていいですね。
金融機関によって外国語での証明書発行方法や手数料、そもそも出来るのかなど状況が異なるかと思いますので、詳しくはご自身の口座がある金融機関のHP等でご確認ください。
7. パスポートの写し
パスポートの顔写真が載っているページをコピーすればOKです。急に説明が雑!
メールでの提出方法
さて、ここまで提出書類を一式そろえるのも一苦労なわけですが、そこから手元にある書類たちを韓国へ送らなければなりません。準備した書類一式の提出方法としては、以下の3種類から選択できます。
①直接大学を訪問して手渡し
②郵送
③メール
私はメールで申請書類を提出したので、その方法についてご紹介します。
STEP1 書類をスキャン
まずは、準備した書類一式をすべてスキャンしてデータにおこします。私は自宅のプリンタでスキャンして、一つのフォルダにスキャンしたファイルをまとめました。
この時、「ファイル名やフォルダ名は何にするのがいいんだろう・・・?」と迷われる方もいらっしゃるかと思います。実際に私が忠北大学に送った時のデータ名を載せておくので、よろしければ参考になさってみてください。
【フォルダ名】
名前ローマ字_Submission documents for language school
【ファイル名】
・入学申請書
Application Form
・パスポート用サイズの証明写真
2 copies of ID, Portrait Photo
・最終学歴の卒業証明書&成績証明書
Final graduation certificate & Transcript
・親族関係立証書類
Family Relation Certificate
・預金残高証明書
Bank Balance Certificate
・パスポートの写し
Copy of Passport
STEP2 スキャンした書類をメールに添付
スキャンしたファイルを一つのフォルダにまとめたら、これをメール添付していきます。ですが、フォルダをそのままの状態で添付しようとすると、恐らくかなりのデータ量でメール添付が出来ないのではないでしょうか。実際に私も行った操作なのですが、このような場合、フォルダをZip形式に変換してメール添付すればOKです。Zip形式への変換方法は、検索すると画像付きで詳しいやり方が出てきたりするので、別途調べてみてください。急に投げやり
STEP3 メールタイトル&本文作成
私自身、もともと会社員ではあったものの韓国人を相手に韓国語でメールを送った経験がなかったので、ネットで調べたりしながらメールを作りました。一応参考までに実際に送ったメールの内容を載せておきます。不自然な部分もあるかもしれませんが、意思疎通はとれる文章(大学担当者の方から問題なく返信は来ました)です。笑
【タイトル】
名前ローマ字_어학당 입학 관련 서류
【メール本文】
△△(大学担当者の名前)님
안녕하세요.○○(自分の名前)라고 합니다.
충북대학교 한국어연수과정에 신청합니다.
서류를 확인 부탁드립니다.
감사합니다.
○○(自分の名前)
※わかりやすいように文字を赤くしていますが、実際にメールを送る際には黒字で送りました。赤字で送ってしまうと、担当者の方も目がチカチカしてしまいますので、お気を付けください。(世界一謎な注意書き)
ちなみに上記内容を日本語にするとこんな感じです。
【タイトル】
名前ローマ字_語学堂入学関連書類
【メール本文】
△△様
こんにちは。○○と申します。
忠北大学韓国語研修課程に申請します。
書類をご確認ください。
よろしくお願いいたします。
○○
メールでの書類提出後は、担当者の方から「申請ありがとうな。書類審査あるし、また終わったら結果連絡するわな。」という趣旨のメールが送られてきます。私の場合、書類を送った8日後にこのメールが送られてきました。それから更に2週間後、審査結果の連絡がきて、学費納入のステップに進みました。
・・・
さて、今回は忠北大学の語学堂申請方法について詳しくご紹介してみました。わかりにくい部分などありましたら、お気軽にコメント欄へご意見をお寄せください。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
※この記事の内容は、2021年10月時点での情報と個人の経験をもとにしています。準備や手続きにおけるトラブル等の責任は負いかねますのでご了承ください。